離婚問題 〜 離婚の際に知っておきたい事 〜

離婚問題は年々増えています。

 離婚問題は、若年離婚・熟年離婚など、年々、増加傾向にあります。

 ここでは、離婚の際に知っておくと良いと思われる事を載せています。

 

慰謝料

慰謝料とは、精神的苦痛をお金に換算して支払われるものです。

離婚原因となる事実から受ける苦痛にたいする慰謝料を、離婚原因慰謝料といいます。

離婚原因慰謝料の対象となるのは、「離婚を求める事由」を基準に考えられています。


財産分与

離婚を考えたときに、問題になるのが、財産分与です。

財産分与の範囲はどこまでなのか、ローン中の住宅はどうすればよいのか、など、今後の生活にもかかわってきますので、慎重に決めましょう。

財産分与が決まったら、離婚協議書に記載しておくことで、後のトラブルを回避することができます。


婚姻費用

夫婦が互いに同じレベルの生活をしていく上での生活費のことで、この費用を分担する義務が夫婦にはあります。

別居しても夫婦である以上、お互いの生活レベルが同等になるよう助け合う義務があります。
下記の場合に婚姻費用の問題が出てきます。

・ 夫婦の一方が家を出て別居状態である。
・ 同居していても収入のある方が生活費を渡さない。


養育費

養育費は、子供の権利です。

離婚の際に未成年の子供がいる場合、双方ともに子供を扶養する義務を負います。

子供にかかる生活費、医療費、教育費、娯楽費のすべてをそれぞれの収入や生活水準に応じて分担し、継続して支払える額を定めることが必要です。

養育費の支払は、十年以上になることもありますので、養育費をいつまで支払うか、監護している親が再婚した場合はどうするのかなどを離婚協議書に記載しておきましょう。


親権と監護権

親権についての選択肢及びそれらのメリットデメリットや想定される展開とリスク等の類似ケースについて知ることは重要です。

離婚の際には、親権が戸籍に記載され、監護権は戸籍に記載されません。

父親が親権を得るケースも多数あります。

親権の指定でお互いに譲らないときには、親権と監護権を分けることもひとつの方法です。

親権の奪い合いで子どもの前で争うことは避けたいものです。

子どもにとっては、親権の有無に関係なくどちらも大切な親なのですから。

不安定な時期だからこそ、子どもが安心できる居場所を作ってあげてほしいと思います。

面接交渉権

面接交渉権とは、一緒に住んでいない親と子の交流のことです。

子どもは離れて暮らす親と会う権利を持っており、子どもの権利条約でも確認されています。

また、面接交渉権は、親の権利でもあり、親の義務でもあります。

面接交渉権の条件は、離婚協議書に記載するなど、書面にしておくことが重要です。